守谷美由貴, 小沢咲希, 吉野弘志

八木美知依

武田理沙, 中山晃子

Tetsu, 羽仁知治, 岡田ケイタ

竹田賢一, 山崎阿弥

四家卯大, 田中邦和, 佐藤直子

北は八尾風の盆
守谷美由貴 (sax)
小沢咲希 (p)
吉野弘志 (b)

サックス奏者とピアノ奏者を前面に押し出して、中世にさかのぼり円卓の騎士の指揮宜しくなるか、じゃじゃ馬娘のご乱心。

鶺鴒は啼き露白し
八木美知依 (electronic21絃箏, 唄, etc) SOLO

秋来ぬと鶺鴒の啼くは封地の勝手ごと、21絃箏を電気仕掛けした今宵一人啼き止まず、古歌の秘伝の新歌も披露する策の内。

紫外線を濡れ
武田理沙 (p, kb)
中山晃子 (alive-drawing)

鍵盤の魔術師と色彩の革命児による秘められた情事のごとく覗き見、覗き聴きを繰り返さないと！お目お耳怠ること無きよう一筆啓上する。

三日月を抱きしめて
Tetsu (vo)
羽仁知治 (p)
岡田ケイタ (ds, perc)

例え玄鳥ツバメが南に帰ろうとも、未だ未だこの界隈にはブルースが埋めていく路地空間の歪んだ屋根やそこらに残っている。

畸形児のフラッグシップ
竹田賢一 (エレキ大正琴)
山崎阿弥 (声)

万象の定理をはみ出した空間を鳴らす大正琴に、骨と筋肉を軋ませて身体を聴く声が重なると、まるでベーコンの絵が現れてプラズマの鎮まりさえ越える。

『太平楽』
四家卯大 (cello)
田中邦和 (sax, 笛)
佐藤直子 (perc)

下北沢が生んだ『太平楽』は言いたいことを好き放題いうことで雅楽に通じる。風船葛は蔓もの草として茶花にも重宝さる。