HISASHI, 田中信正, 類家心平

武田理沙, 田中悠美子

太田惠資, 斎藤ネコ

中嶋朋子, 四家卯大

野々宮卯妙, 伊勢崎賢治, カルメン・マキ

深山の芒種に始まる
HISASHI (vo)
田中信正 (p)
類家心平 (tp)

のぎある穀物の季節。蟷螂の生ず、そして昔人、螢を求めて蚊帳の中や庭の隅に放つ風情や今は昔か？いえ、今も愉しむべし。

即興の回路
武田理沙 (p, kb)
田中悠美子 (義太夫三味線, 大正琴)

音楽や楽器の越境を試みて実行に移すと、音楽世間から白い目で黒南風の如く睨まれていた40数年前はいつの頃と回遊する。

ハナシガイvol.49
太田惠資 (vln, voice)
斎藤ネコ (vln)

飲む打つ喋る時々奏すハナシガイ―早いか遅いか10ヶ月振りに帰った来ました放し飼い―矢張り、リードは付けておくべきだった君子の箴言守るべし。

雲の峰に在り
中嶋朋子 (詩朗読)
四家卯大 (cello)

＜雲の峰幾つ崩れて月の山＞の芭蕉あり、＜谺してやまほととぎす欲しいまま＞の久女は英彦山に連れ行くか。では、二人の徘徊は果たして何処へ目指す？

未だ戦禍逃れず
〜ＮＰＯ法人現代朗読協会〜
野々宮卯妙 (詩朗読)
伊勢崎賢治 (tp)
カルメン・マキ (詩朗読, 歌)

盛夏を迎えるに戦禍は去らず、業火を消火するは聖火の灯火を点し続けて行くことの摂理を1日1繕食む如く、呼吸の如く。