府馬和歌子, 高木潤一 → 高木潤一ソロ

今堀恒雄, 類家心平, 外山明

野々宮卯妙, 伊勢崎賢治, カルメン・マキ

八木美知依, 河崎純

翠川敬基, 四家卯大, 友田唱

誰のものでもない天世界
府馬和歌子 (vo)
高木潤一 (g)

府馬和歌子さん体調不良により「高木潤一ソロ」で行います。

バルカンの東、国境も人為、砲弾も人為。だが「鳥の歌」流れる場は誰もが自由であるはずと、迦陵頻伽の如く空駆け巡れ。

年新玉の試し剪り
今堀恒雄 (g)
類家心平 (tp)
外山明 (ds)

正月風習七草の剪り初めは、＜忘られぬ詞つづきや芹なずな　梅室＞とも言うが、剪るは元来口火を切るや啖呵を切ること、＜菊の後大根の外更になし＞と芭蕉なのだ！

音読療法と戦争の＜まわい＞
〜ＮＰＯ法人現代朗読協会〜
野々宮卯妙 (朗読)
伊勢崎賢治 (tp)
カルメン・マキ (歌, 詩朗読)

世界の戦の処理士の援護射撃を受けて、今年やり抜いて来た寺山修司や宮沢賢治、最後に待つ朗読セッション、水城ゆうの「祈る人」。

冬蝶の呪い
八木美知依 (electronic21絃箏, etc)
河崎純 (b)

庭の片隅の椿に見かけた冬蝶は越年するのだろうか？　だがしかし、ゴキブリに恋するロルカの蝶は、呪いを掛けて生き延びる。

Cello×Cello×Cello＋Bach
翠川敬基 (cello)
四家卯大 (cello)
友田唱 (cello)

鍵盤奏者が右手メロディ左手伴奏で乗り越えても、バッハ指定は右手左手二つのメロディ、チェリスト三者は如何に挑むか「二声のインベンション」。しかも、山脈ならぬ音脈は全15曲！