●MILESTONES
ウォッカ 1/2
アルマニャック 1/6
ユーコン・ジャック 1/6
ライム・ジュース 1/6
シェイクして、カクテルグラスに注ぐ。
MILES AHEAD−つねに光焔ゆらめくジャズの王道を進むことを宿命とされた男−マイルス・デイビス。ビバップに沸きあがる1945年の52丁目で、マイルスはバード、ディズ、モンクらとクールでヒップな演奏を重ね、彼らのスタイル・音色を学び時分のスタイルと音を作りだしていった。「楽器?」「それは俺のボイスさ。」マイルスの音はすぐにそれとわかる。黒人としての誇りや勇気・情熱、白人に対する反抗や怒り・失意を音楽を通してスピリチュアルに表現している。酒・ドラッグ・暴力の蔓延するニューヨークの暗闇にのまれながらも、ジャンルにこだわらない新しい音の創造と発展に挑戦し続けた姿はジャズの歴史そのものである“創造し続けようと思う人間には変化しかあり得ない。この音楽スタイルも半年後には時代遅れとなる。半年も前と同じことはやれない…。”自ら選んだ墓碑名は<ひたすらプレイを愛した>。
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