vol.1　イギリスの作家キングズレー・エイミスは 　　　著書「酒について」で、二日酔について 　　　次のようにその対処療法を述べている。

		肉体的二日酔（肉酔） 　○ できる限り猛烈に性的行為を行うこと。 　○ 水を大量に飲むこと。 　○ 冷水シャワーを浴びない。 　○ 髭を剃ること。気持を落ちつかせ、士気を高める。 　○ ソーダ類のようなアルカリ性に作用するものを飲まない。 　○ なにも食べない。煙草を吸わない。 　○ ここまで来れば、後はもう切り抜けられる。迎え酒を。 　　ブラディ・マリ−が代表だが、ウンダーベルグ（当店に常にあり）が信頼できる。 　　アルコール度の高いビタスだ。 　○ 「形酔」に向う最後の衝撃療法は、甘いリキュール、 　　ベネディクティンかグラン・マルニエをグラスに一杯、飯替わりに飲む。

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