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下北沢がのっぺらぼうになる

 今と昔が混在していて、皮膚感覚で歩ける街、目線にあった路地の街として愛され続けてきた下北沢を変えようとする計画が現在進行中です。

 それは小田急線の地下化に伴い、何と、昭和21年にたてた道路計画を今さら地下から引っぱり出してきて、街の中心に、26メーター道路を通そうという、行政の都市再開発という乱暴な計画のことです。
 
 この阿呆らしい、<街づくり>という名の<街壊し>計画に明確な反対の意思を表したいと思っています。

 2005年4月20日(水)発売の雑誌『SWITCH』(Vol.23 No.5)誌上で、この問題を特集で取り上げています。又、テレビではTBS「ニュース23」他で報道されました。右枠URLを参照されますと、外郭はおわかりになることでしょう。

 皆様の声をお待ちしております。

大木雄高

 現在、下北沢にある商店主による「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」が結成されました。これは都や区に無視されてきた商業者(テナント)が自ら声をあげ、下北沢の再開発に対して再考を求めるものです。

その他様々な動きがありますが、以下のリンクを参照していただければと思います。

<下北沢問題関連リンク集>

「Save the 下北沢」

「下北沢フォーラム実行委員会」

『SWITCH』5月号

以下はこの問題に関連した大木が関わるイベント情報です

2006年1月

1月18日(水)のご報告 new!

賛同者の皆様、区民支援者の皆様、マスコミの皆様へ

 まずはじめに、ご署名が500余店に達したことをご報告いたします。

 私たち「商業者協議会」は去る1月18日、下北沢の街づくりに見直しを求めて要望書の区長への直接提出を試みました。しかし、500余店に及んだ賛同店を代表した声にも区は耳を貸さず、残念な結果に終ったことをご報告せねばなりません。

 当日退庁の直後、私たちの行動が区長室長から区長に事前通知されてなかったと疑わせる事実が偶然にも発覚したのですが、こうした実際に街を形成している私たち多くの商業者をあくまで埒外に置こうとする区の対応に対して、今後早急に区長への要望書再提出を行うとともに、下北沢商店街連合会、下北沢フォーラム、セイブ・ザ・下北沢、住民の皆さんを一同にした開かれた協議の場づくりを区に求めて、粘り強い展開を拡げていく所存です。

 これも、商店街連合会に加盟する100数十店を含む500余店の賛同店の支えがあればこそできる運動だと認識しています。
 以下、当日の事実関係を報告して、皆さんの御意見を待ちたいと思います。

2006年1月24日
「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」 代表 大木雄高


<当日のご報告>

※1月26日発売の「週刊新潮」2月2日号(154頁)に当日の模様が掲載されています。
※当日の写真レポートがSave the 下北沢のサイトに掲載されています。<こちらをクリック>

1月18日(水)、「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」は、下北沢の504店舗の署名を得た要望書を区長に提出するため、約200名の支援者と共に、下北沢から世田谷区役所まで行進しました。しかし、区長との面会は不在を理由に拒否されました。区長に要望書を手渡すまで庁舎に留まるべきという意見もありましたが、閉庁時間がせまる中、今回は要望書は手渡さずに持ち帰る、という苦渋の判断を下し、午後5時30分に区役所を後にしました。 

 お昼に行った記者会見と音楽ライブ(大熊ワタルさん・志田歩さんによる。タクトさんも参加してくださいました。)には、テレビ局4社等、記者の方が多数駆けつけ、店舗の方々や支援者の方々も含め、会場のシェルターは満員になりました。

 その後、音楽パレードでシェルターから区庁(松陰神社前)まで移動しました。大熊ワタルさん率いるチンドン音楽を囲みながら、一行はそれぞれ持ち寄った楽器をかき鳴らします。志田歩さんの作った『アモーレ下北』は晴れた空に響き、沿道の人々にこの問題を強く訴えかけました。また、一行は道路の最大幅と同じ26mの黄色い布を持っていたのですが、目に鮮やかで、記者の方々の注目の的でした。

 パレードは区役所横の若林公園でいったん解散し、一行は区庁舎内に入ります。一行が1階ロビーで見守る中、商業者協議会の代表者7名が区長室横の応接室に上がっていき、区長室長の対応を受けました。

 区長室長は、「今日は私が要望書を受け取ることになっているのでお引取りください」と言いますが、商業者協議会側は「先月末からずっと、5分でいいから区長に会いたいとお願いをしてきたのに、こちらが提示した5日間の候補日のうちたった5分も会う時間がないというのは、会う意思がないということではないか」と切り返し、1時間ほど問答しました。

 先月末に区長との面会のセッティングを求め、年明けすぐにファックスで回答をもらう約束になっていたにもかかわらず、仕事始めから10日をすぎても返答がなかったことについて追求したところ、商業者を軽んじるそのような態度について区長室長の謝罪を得ました。

 しかしながら区側は、区長は会わないと主張し続けます。その理由は、

1.陳情をする人はたくさんいるのであなた方だけに会うわけにはいかない 
2.組織的な対応をしているので、担当部署の北沢支所・街づくり課が陳情を受け付ける
3.区長は年末年始は忙しいために会う暇はない 

という趣旨のものでした。

 商業者協議会側は

1.下北沢の500軒を越える店舗の切実な陳情を直接聞こうとしない区長は職務責任を果たしていない。 
2.これまでに多くの団体や個人が街づくり課に対し意見書を提出しているが、区側は一向にこれを施策に反映しない。街づくり課に対する陳情が区長の耳に届いていないことが懸念されるため直接区長に意見する必要がある。 
3.1月18日は年始というには時期が遅いのではないか。 

と主張し、議論は平行線になりました。

 このようなやりとりを重ねたのち、「面会日を設定してくれるなら今日は退却する」という譲歩を商業者協議会側が提案し、「あなた方の『年始』とはいつまでですか」と尋ねると、なんと「2月末まで」という回答を得ました。「それでは3月には会っていただけますか?」と詰め寄ると、「別途対応させていただきます」との返事。「それは会ってくれると解釈してもいいですね?」と問い返すと、「確約はできません」と切り返されました。

閉庁時間の午後5時に応接室からの退去を求められ、1階ロビーで待機していた支援者一行に協議会代表の大木が経過を報告し、再起の約束を高らかに宣言したあと、区庁舎から撤収しました。

目標が果たせなかったことは悔しいですが、応接室での区長室長とのやりとりは多くの報道陣の方が記録しています。マスコミの方々のお力によって、店舗経営者500余人の陳情を踏みにじる区側の態度が広く明らかにされることを強く望みます。

また、平日の昼にもかかわらず、店舗経営者やお店の常連さん、支援者の方々が100名以上駆けつけてくださったことは、この問題の街への深い浸透を示すものです。当初の目的こそ果たせませんでしたが、今回のような行動を一歩一歩積み上げていくことで、より大きな成果をあげることができる日がいつか来ると信じます。今後も区側に働きかけを根気よく続けていくことが重要なのではないでしょうか。


2006年1月18日(水)、「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」が世田谷区長に要望書を提出しに行きます。

 きたる1月18日(水)に大木が代表を務める「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」(現在約400店鋪が賛同)が世田谷区の熊本区長に下北沢の再開発計画の見直しを求める要望書を提出しに行きます。

下北沢でお店を営む人々による、このアクションを皆様もぜひ応援しにいらしてください。当日は、記者会見会場から区役所まで「音楽パレード」をしながら移動します。参加される方は、音の出るものをご持参ください。

日時:2006年1月18日(水)
集合場所:下北沢シェルター
13:00〜13:30 集会・音楽(志田歩・大熊ワタル)
13:30〜14:30 記者会見
14:30〜16:00 区役所(松陰神社前)へ移動
            音楽を鳴らしながらパレードをします!!(雨天決行)
16:00〜      区長に要望書を提出 (途中参加も歓迎です。)


「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」
Fax:03-3419-6848
E-mail:bigtory@mba.ocn.ne.jp

地図などの詳細は、以下のチラシをご覧下さい。

チラシのPDFファイル(1.4MB)
チラシの画像ファイル

PDFを閲覧できない場合はこちらから Adobe Rederをダウンロードしてくだい。


2005年12月

"Save the 下北沢"が発行している「かわらばん」に「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」が取材を受けました。

かわらばん Save the下北沢が発行している「かわらばん」第7号にて「54号線の見直しを求める下北沢商業者協議会」が取材を受けました。大木もインタビューに答えていますので、ぜひご覧下さい。以下をクリックするとPDFファイルがダウンロードまたは表示されます。

007号(PDFファイル:3MB)

PDFを閲覧できない場合はこちらから Adobe Rederをダウンロードしてくだい。


2005年11月20日(日)

第169回 江戸東京フォーラム:街歩き&フォーラム
「下北沢の魅力−日本型都市再生のあり方を探る−」

下北沢(愛称「シモキタ」)は今日、東京のなかでも文化的に最も魅力のある街として多くの若者を集めています。演劇、音楽、映画、大小様々な文化的活動が絶えず自発的に催されるだけでなく、迷路のような街並みが無数の個性豊かな店々を育んで私たちを引き寄せてきました。これは、大資本が開発するのではなく、そこに集う無数の人々の営みが結びつくことで稀有例といえるでしょう。


 その下北沢が、今、危機に瀕しています。下北沢では、迷路のように道が入り組んでいることが車の流入を妨げ、「歩いて楽しめる街」としての成功の基盤をなしてきました。ところが、その街の賑わいのほぼ中央が、幅26メートルもの道路で分断されようとしているのです。こんな道路が建設されてしまえば、現在のこの街の魅力は決定的に変質してしまうでしょう。今、下北沢では、この街を台無しにしてしまうかもしれない計画に、様々な反対の声が上がり始めています。


 いったいなぜ、こうした計画が実施されようとしているのか。下北沢の街の魅力は、どのようにして可能になってきたのか。そしてもし、このような「道路ありきの都市開発」ではなく、現在の街の魅力をより豊かにしていくような街づくりがあるとしたら、それはどのようなものなのか。今回の江戸東京フォーラムでは、下北沢の魅力を満喫していただく街歩きを楽しみつつ、これらの点について議論していきたいと思います。 江戸東京フォーラム委員 吉見俊哉


■街歩き
日時/2005年11月20日(日)15:30〜17:30
集合場所/北沢タウンホール1階 北沢出張所前(世田谷区北沢2-8-18)
案内/明治大学小林正美研究室大学院生 + Save the 下北沢 有志
■フォーラム
日時/2005年11月20日(日)18:30〜21:00頃
パネリスト/小林正美 氏 (明治大学理工学部建築学科教授)
       大木雄高 氏 (ジャズ・バー Lady Jane オーナー)
       吉見俊哉 委員(東京大学大学院情報学環教授)
司会/陣内秀信 委員(法政大学工学部建築学科教授)

会場/北沢タウンホール3階 第3集会室(世田谷区北沢2-8-18)
会費 無料
定員 60名(先着順にて受け付け、受け付けました方には、11月7日頃に参加票を発行します)
申込 @お名前、Aふりがな、B現住所、C所属名、DTEL・FAX・E-mail、E一般・学生の別FAX. あるいは E-mailで下記の委員会事務局へお申込み下さい。
フォームによる参加申込みはこちらから

お申込み時の個人情報から、当財団のシンポジウム、フォーラム、出版物、公募などの案内をさせて頂く場合もあります。これらを希望されない方は、希望しない旨お知らせください。
主催 財団法人 住宅総合研究財団江戸東京フォーラム委員会
委員会
事務局 〒156-0055 東京都世田谷区船橋4-29-8
財団法人 住宅総合研究財団 江戸東京フォーラム委員会 担当:鈴木
TEL.03-3484-5381  FAX. 03-3484-5794
URL http://www.jusoken.or.jp/edotokyo.htm
E-mail  suzuki@jusoken.or.jp


2005年11月2日(水)

『シモキタ解体』 ―下北沢を揺さぶる再開発の欲望を問う

下北沢が「危機」に直面している。終戦直後に決定され長らく忘れ去られてきた都市計画道路が、60年ぶりに再浮上してきたのだ。「再開発の欲望」を抱くのは誰か? それはどのような経路で街にやって来て棲みつき、変形し、あるいは否定されるのか? ランドスケープを巡る象徴闘争が繰り広げられている下北沢で、今、再開発を問う!


■トークセッション
吉見俊哉(社会学者)
・ 蓑原敬(都市計画家)
大木雄高(ジャズバー“Lady Jane”オーナー)
仲俣暁生(フリー編集者)
金子賢三(“Save the 下北沢”代表)

■パフォーマンス
東方力丸(漫画弁士)
広田赤ひげ(路上マッサージ師)

■ライブ
「ジンタらムータ」
大熊ワタル(cl)服部夏樹(g)渡辺明子(tb)こぐれみわぞう(チンドン太鼓)
hi-posi(もりばやしみほ)
朝日美穂

【日時】 11月2日(水) 18時開場 18時半開演
【場所】 北沢タウンホール 2階大ホール
【入場料】 一般:500円 / 学生:無料
【前売り・お問い合わせ】
電話:03-3466-8062 メール: info@misatikoh.net
(メールの場合は氏名と電話番号をお知らせください)
【主催】 下北沢と出会う雑誌『ミスアティコ』
※座席数に限りがありますので、事前のご予約をおすすめします。


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